大澤ワックス株式会社は、「産業と暮らし 快適を科学します」の経営理念の下、『MADE BY JAPANのモノづくりを通じて、OSAWA QUALITYを実現し、世界のステークフォルダーの皆様と共に笑顔を創造する』を使命に、その実践を愚直に100年以上続けてきた会社です。
過去100年を振り返ると第二次世界大戦、戦後の高度成長、二度にわたるオイルショック、空前のバブル経済と崩壊、リーマンショック等激動する経済環境下で、艱難辛苦を味わいながらも持続的な事業経営を貫き通してきました。経済環境変化に直面しながらも今日に至ることは、創業者大澤英一が残した使命を真実一路、愚直に歩んできたOSAWA WAYのおかげであると感謝しています。
代表取締役 大澤 定
グルーバル化した今日、世界の経済環境は原油価格、為替等の推移にみられるようにめまぐしく変動し、また米国トランプ政権の誕生にみられる自国第一主義への方針転換など、安定の時代から不透明で予測しがたい変化の時代へと移行してきたように感じます。
私はこの「変化」を大きなチャンスだと捉えています。
「不易流行」という言葉があります。これは変えてはいけないものと変えなければならないものがあるということを意味しています。弊社の変えてはならないものは、100年以上にわたり、愚直に実践してきた経営理念と使命です。これは世界がどのように変化しても変えてはならない企業哲学です。一方で変えなければならないことは、使命を実現するための方法です。これからの時代はIOTをはじめとする“繋がる力”、ロボットを中心とする“作業する力”AIを中心に“考える力”、3Dプリンターをはじめとする“物流をしない力”などこれまで人間が主力となって行ってきたことが奪われようとしています。しかしながら、人間にしかできないことが、その上位に位置づけられることは間違いないと考えています。
『人が生み出す力』を信じ、方法はどんどん変えていくべきであると考えています。
最後に私の夢をお話しします。
私は幼少の頃から「私がいつか大澤ワックス株式会社を継ぎ、世界に通用する会社にしたい。世界を飛び回る仕事がしたい」と夢を描いていました。そして、その夢が今でも私の事業推進の原動力になっています。
「町工場から世界へ」・・・幼少時代の私の夢が実現しようとしています。夢を想い続け、挑戦し、努力を続ければ、きっと現実のものになると私は信じています。